クリエイティブディレクターってかっこいい

人生つれーと思った時なんか書く日記

ひさしぶりみんな元気?

久々にブログを書いてみる。

なぜ書くかはわからない。ただ、好きなアーティストの歌詞で、「愛は行き止まり」って叫んでいて、この言葉をブログのタイトルにするのはカッコいいのではないかと思い、およそ4年ぶりに開いてみた。

開いてみて、一番驚いたのはブログのタイトル名がめちゃくちゃダサいことだった。

 

「クリエイティブディレクターってカッコいい」

 

いや、ダサすぎだろ。常考

久々に2ch用語を使うほどにダサすぎる。

 

当時の書いた記事を見てみても、すごくダサいことがいっぱい書いてあった。ほとんどよくわからない戯言で、一丁前にコラムとか思って書いてんのかな。でも、なんというか青かった。

ちょっとおもしろい表現を使って笑わせようとしているのも、なんかよかった。

 

ダサすぎて、青かったからブログのタイトルを変えるのはやめた。この気持ちを真空パックにしておきたかった。当時の気持ちとか、モヤモヤした不安とかも閉じ込めておくことにした。

 

だれも読んでないと思うけど、みんな元気?いつかの俺にも言っておくよ。元気?

 

 

 

あいかわらず

まあ、なんつうか怒られたわけですよ。ちょびっと。会社で。

 

なんで怒られたのかは理由はあるんですが、それっていうのは不用意な、発言?ってことになるわけです。なんで「?」をつけるのかっていうと、ちょっと俺的に、納得?つうのができてないところもあったり?するわけで。

 

だから、ちょっと俺も言われっぱなしじゃやだよっつって、「?」を使うわけ。

 

でも、それってすげえダサい。何がダサいのかというと、保身的すぎるんだなあと。

反抗的というよりは、こういう行為って、かなり保身的な対応じゃね。

めちゃめちゃ自分を守ってるよね?

何重に着込むねん?もう春やで?ってくらいヒートテック着てるよね。

 

そうして何重にも何重にも着込んだ保身的な態度が透けて見えるのがダサすぎる。いや、それレギンスちゃうやん?ヒートテックやん?みたらわかるわ、上下着てるやん?みたいな。

 

 

つまり、ダサさに拍車がかかっとるわけです。

ダサさの天丼。ダサいの上塗りなわけ。

 

でも、なんでそんな保身的な態度を取るのか?と問われたら、

それは、やっぱり恥ずかしいからじゃないかなと答えますね。

 

怒られている自分。それを見る後輩とか。

 

多分ねー。マンツーマンで怒られてたら、すごい素直になれると思うんですよね。そんで、叱ってくれてありがとうございます的な言葉も言えると思うんだけど。衆目監視の中だとやっぱね。トンがっちゃうよね。根の部分が出ちゃいますよね。

 

つーわけで、説教する時はマンツーで頼むわっつーことで。

田舎にかえろう

犬の鳴き寝入り。とでもいうのか私の実家の犬はよく吠え、そしてよく眠る。

さらによく私の指を噛み、眠るのである。悪い奴ほど良く眠るのだ。

私も負けじとこら、と怒鳴りつけるなどして、躾を施そうとするのだが、鳴きやまず、それどころか先ほどより、力強く鳴くのである。難儀なことである。

私の実家の犬は、というか、犬は基本的に人間のことを舐めているのだ。舐めているから、吠え、舐めているから噛む。

舐めているのなら、舐めているで、こちらの対応の仕方もあるのだけれど、ごく稀に媚びたりもする。

ペットフードではなく、人間の食べる食事を食おうと必死で取り繕う態度で接してくる。

尻尾をこまめに振る、得意げにお手などをすることで人間の興味を惹き、食事にありつこうとするのだ。

その愛嬌のある仕草に、我々人間共は、つい犬を甘やかし、食事を与えてしまう。

目的を遂げた犬は、食事を終えると、再び傲然と人間を舐めくさった態度を取るのだ。

難儀なことであるなぁ。

ただ、実家を離れてもう5年以上は経つが、思い出すのは、目を剥いて鳴き叫ぶ姿ではなく、ちょこんとお座りをして、お手のポーズをする愛くるしい仕草なのである。

まっこと難儀ではあるが、ゴールデンウィークは実家に帰り、犬を可愛がってやろう。

好きだったミカンを買っていてやると尻尾を振って出迎えてくれるかもしれない。

壁の前で凹んでいる。

無くなりそうな君が好きさ。
なんて言ってくれる誰かはいない気がするほど、こっち、いろいろ凹んでいるわけです。

凹んでるっていうか、軽く鬱気味なわけです。どうした俺。どうした?

つーか、最近何をしてても楽しくないんですよ。前は、仕事とかめちゃくちゃ辛くても、なんとか楽しめたり、笑えてたりしてたんですが、ここ最近、ずっと元気がない。元気がある振りをするのも辛い。でも、なんか元気がないと、あいつなんか腐ってんなー。とか、思われるのも嫌だし、でも、変に元気良くして、迎合する感じも嫌で、どっちつかずの状態でどうにか生きてます。つまんねー状態でつまんねー企画あげて、それを見た先輩からつまんねーとか言われて、言われてることはわかるんだけど、納得できない自分もいて、先輩からすると納得しろやーって話なんだけど、うるせー、こっちは鬱気味なんだよ、ボケとも文句も言えず、ただ、はぁすんません。みたいな腑抜けた態度でマジで自己嫌悪。

どうすんだ俺?このまま行くとマジでやばい奴だ。こういう時ってみんなどうしてんの?なんか、ある先輩に相談、つーか、軽く凹んでるんすよみたいなことを言ってみたら、一言

女を抱け

北方謙三かよ。とは言わなかったけど、そっすねー。抱きたいっすね。とか適当に言っておきました。でも、一理あるなーと思ったのは、1年くらい抱いていないのは事実なんですよね。
で、その女って奴をどうやって抱くの?っていう新たな問題が発生してマジどうしよう。はぁー。っていうため息じゃなくてハァハァ興奮したいわけよ、マジで。いや、マジで!

背中が語っていた。

男は背中で語る。べらべらとしゃべり過ぎる男はだめだ。背中がその人の人生を語るのだ。


シャンシャンシャンシャンシャンシャン……。と鈴の音が聞こえてきそうなこの時期、独り者にとっては恐れ多いクリスマスが近づいてきている。
いつものように私の元にはサンタがやってくることはない。当然だが、サンタの存在は架空であることはもうすでに知っているのだ。もう夢見る少女じゃいられないのだ。しかし、そんな私にもサンタを無邪気に信じていた時代はあった。枕元に前から欲しがっていたおもちゃがあり、それを両親に見せて大はしゃぎしていた。たまに、願いとは違うプレゼントが置いてあることもあったが、それでも私は喜んで両親にそれを見せた。

あるクリスマスの日、朝起きると私は願い通りのファミコンのカセットが枕元に置いてあるのを確認した。二段ベッドの下で寝ている弟にも届いていると思い、声をかけようと下を覗き込むと、破り捨てられた包装紙の脇にプレゼントはあった。

当時、ハイパーヨーヨーが流行しており、弟はそれを欲しがっていた。しかし、弟の枕元に置かれていたそれはヨーヨーだった。ハイパーな感じがまるでないヨーヨーだった。なぜか京極夏彦が着けていそうな指なし手袋が付属されていた。
背中を向けた弟に、私は何か声をかけようとしたが、やめた。

「今の俺に話しかけないでくれ」
弟は背中で語っていた。

「今はそっとしておいて欲しい」
弟の背中はそう言うのだった。

私のファミコンのカセットはドンキーコングだったが、父親の方が私より先に全クリした。

おらはおらの死を死にたい。

「めんぼくね」と、頭を下げて、その老人は僕が譲った席に腰をかけた。
訛りのきつい老人は、目を瞑り、愛おしそうに小汚いカバンを抱きしめた。

服装だけを見ると、おそらくホームレスだと思われるが、本当のところはわからない。貧乏人を装った金持ちの可能性だってある。小汚いカバンには唸るように札束がひしめいてるかもしれない。
そのように、考えてみると本当にこの汚い老人が金持ちに見えてくるから不思議だ。

なんてことのない通勤電車に緊張感が張り詰める。
私しかこの老人が金持ちであることを知らないのだ。

私は老人の金を奪うことができる。
1000万をゆうに超える額がそのカバンには入っている。
「私なら、お前より、その金を有意義に使うことができる。」

そんなことを妄想していたら、目的の駅にいつの間にかついていた。
老人を見ると、すやすやと寝息を立てている。その寝息はゴミのように臭かった。

世界はそれを愛と呼ぶんだぜ。

あなたのことを深く愛せるかしら。

彼女はひどく心配していた。誰かを愛することを怯えているのが常だった。

急にいなくなったら、どうしよう。

彼女はありもしないことを言うので、僕は理解できなかった。ぼんやりとした不安なら口にしないほうがいいと、アドバイスしても彼女は心配するのをやめなかった。

黙り込んだ彼女に僕は何もしてやることはできない。ただ、そばにいてやることも今では叶わない。

彼女は台所に向かい、微笑みながら別れを告げた。彼女の喉元に包丁が突き刺さる。血は出なかった。中から内臓を綺麗にとりだし、三枚におろされた彼女を見て、思わず口腔が潤う。喉をぐっと鳴らした。
試しに醤油をつけずに食べてみる。
生臭さの残るその味に私はたまらなくなった。

すぐに吐き出し、私は「スシロー」へ向かった。スシローの店内にかかるBGMを聴いて、無理して明るく笑う彼女の顔を思い出した。